【テーブルサービスレストラン】アンバサダーホテル レストラン花 ディズニーイースター2016 鉄板焼ランチ

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2016年3月某日、レストラン花の鉄板焼ランチに行ってきました。この、レストラン花の店内奥にある鉄板焼専用のカウンター席は、10年ほど前にその頃の知人に連れてきてもらった記憶があります。が、本当に久しぶりの訪問で懐かしさすら感じてしまいました。そうそう、この奥まった離れの感じがTDRの中の隠れ家的な雰囲気なんですよね〜! この日は平日のランチタイムだったこともあって貸切状態でした。

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この日、こちらのカウンター席で提供されていたランチメニューはディズニーイースターテーマの鉄板焼ランチのみでした。お値段、4,900円。鉄板焼カウンター席では鉄板焼以外のメニューを注文することができませんので、この日のランチはメニューの選択肢がない、ということになります。色々選びたいという方は、鉄板焼カウンターではなく一般店内の方を予約する必要がありますね。ちなみにこちらのカウンター席は事前に電話での予約が必須となります。インターネットでは予約できないので詳しくはアンバサダーホテル公式サイトをご覧ください。

この日いただいたイースター鉄板焼ランチの提供期間ですが、2016年3月19日~6月15日となります。しかしメニュー内容が前期後期で変わるとのことでして、私がいただいたこの日のメニューは3月19日から5月8日までの限定とのことでした。

なお、この時期にディズニーホテルズで展開されたディズニーイースター2016の他のメニューはこちら(【スペシャルメニューまとめ】TDR ディズニーホテルズ ディズニーイースター2016 スペシャルメニュー)のページでもまとめております。しかしこの鉄板焼の項がかなり嵩んでしまったので、別ページとしてこのページにまとめることにしました。

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さっそく一品目です。先付は「豆乳豆腐」

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続いて前菜盛り合わせです。春の食材を美しく組み合わせた一皿になっていました。手前から奥に向かって「蛍烏賊と筍のソテー」「真鯛のマリネ桜ヴィネグレット」「アスパラガスのクリームスープ」

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「蛍烏賊と筍のソテー」の脇には菜の花の揚げパンがちょこんと飾られていました。丸く成形して、これはイースターエッグですかね〜 お口に放り込むとカリッとした香ばしさとほんのりと菜の花の風味が味わえましたよ。 奥の方にある「真鯛のマリネ桜ヴィネグレット」は桜の香りが立っていてお口の中に春の風が吹き込むようでした。 私は日本食のことは詳しくないんですが、確かホタルイカとたけのこも日本では春を表す食材でしたよね。何からなにまで春!という感じの一皿です。

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「アスパラガスのクリームスープ」は洋風仕立ての味わい。写真だと天地が逆になっているんですが、たまごを模したクラッカーが乗っていました。イースターを意識した演出になっていますね。大根をくりぬいたお花もあちこちに舞って、春らしい可愛らしい一皿に仕上がっていました。

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前菜をいただいている間にシェフが登場され、簡単なご挨拶のあと目の前で調理に入られました。三品目は「目張と海老のソテー」調理前の食材をこんな風に見せていただけるのも、他のディズニーレストランだとそうそうないことなので面白い体験です。

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手際よく焼かれていく食材たち。

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やがてジュウジュウと美味しそうな音を立てて焼きあがっていきます。次第に立ち上ってくる香ばしい香りが鼻腔にまで迫ってきて、全神経が鼻に集中してしまいましたよ。目で耳で鼻で、五感フル活用で楽しめるのもライブキッチンならではのお楽しみですね。もうこの時点で私のお口の中は大洪水でした。期待感が高まります!

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鉄板焼の上からお皿に移動し、綺麗に盛り付けたられた「目張と海老のソテー」 敷き詰められたマッシュポテトの上に海老とメバル。ソースは食材の周りにバター醤油のソース、手前にスーッと引かれたのがバジルのソースだったかな。左手手前に黒っぽく見えるのは有馬山椒とのこと。有馬山椒は私ははじめていただく食材でしたが、ピリッと独特の辛味がとっても美味しい! 三種類も乗ったソースで、ちょっとずつ味を変えていただけるのも贅沢な体験でした。海老の足部分の唐揚げも、サクッとしてて美味しかったなぁ。

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まだまだ続きます〜 桜の花びらの形にくりぬかれた人参と、トマトやカブの赤みが春らしいサラダです。このサラダはちょっと変わった、私もはじめて食べるようなサラダでした。食材はキャベツと塩昆布、それになんとベーコン、ドレッシングはシーザーサラダ。食材だけ聞くと「ん?!」と思ってしまった私でした。キャベツと塩昆布まではわかるけど、それにベーコンとシーザーなんて、ちょっととっちらかりすぎているのでは・・・ 不安に思いながらぱくり。

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でもこれがめちゃくちゃ美味しかったです!! 何をどう調理したら、この和洋の食材たちが舌の上で調和していくのか、料理のプロじゃない私にはさっぱりわかりません・・・ が、ともかくわけがわかんないくらい美味しかったです。下ごしらえも何か秘密があるんじゃないかなぁ。塩昆布もベーコンもシーザーサラダドレッシングも、通常かなり塩気が強い食材ですよね? でもこれは絶妙のバランスでした。本当にどうやって作っているのだろう。知りたいくらいです。

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サラダに舌鼓を打っている間にメインのお肉が登場です。この日はオーストラリア産のフィレとのことです。

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いよいよ焼き上げ開始。お肉の焼ける香りってどうしてこんなに魅惑的なんでしょうか。じゅーじゅーと耳に届く音まで美味しそうです・・・ じゅる

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待ちきれなくて心もそわそわとお肉を凝視してしまう私でした。

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焼きあがりました!!!!「ビーフテンダーロインステーキ 焼き野菜添え」

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私はレアで注文しました。肉汁滴る赤い断面図がたまりません。幸せ、の一言でしか表現できない味わいでした! あまりに美味しかったので逆に文字では多くを語れませんので割愛させていただきます笑 そして添えられた野菜もまたいいんですよね〜 私、レストラン花のこの細めのもやし、とても好きです。家でもやし炒めをやると、水分が出てぐじゅぐじゅになっちゃうんですよね。そこがやはりプロなんだと思います。もやしってこんなに美味しかったんだ!?とびっくりするような、シャキッとした歯ごたえ。たまりません〜

さて、レストラン花の鉄板焼カウンターの名物といえばもちろんメインの牛肉なんですが、名脇役のガーリックライスも名物のひとつじゃないかなぁと私は思っております。通常、お肉と一緒にライス(白米)は提供されますが、この日は追加料金一人730円でガーリックライスに変更することができました。なので今回ももちろん注文してみましたよ。

なんとこの日のガーリックライスは、イースター仕様とのこと!桜海老やしば漬けが入った、春仕立てのガーリックライスなんだそうです。(後から聞いたシェフのお話によると、イースターメニューではない通常のガーリックライスも注文できるようでした、が、もちろんここは特別バージョンを注文するしかないと思います!)

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鉄板の上に揃ったガーリックライスの具材たち。桜海老にしば漬けにあげ玉?福神漬け?(奈良漬けかな?)詳しいことは伺わなかったんですが、これをちょっとずつご飯に混ぜて焼いていきます。すると・・

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見えますでしょうか。しば漬けの赤や桜海老のピンクが入り混じっていき・・

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やがて桜色のガーリックライスに仕上がっていきます!! これはなんとも春らしさを感じる演出ですね〜 画像右側に写っているのは、わざと鉄板上にご飯を潰しておこげを作っているところです。

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ガーリックライスをお茶碗に盛って、最後に板状になったカリカリのおこげ部分を丸めて盛り付けていきます。

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イースター仕様の春のガーリックライスの出来上がりです! もしかしたらこれ、この日一番の美味しさだったかもしれないです。サラダもお肉も、前菜も、当然最高に美味しかったのですが、このガーリックライスは食べているだけであまりの美味しさに思わず「ぐふふ!」と笑ってしまいました。本当に美味しいものを食べた時、人は自然と笑ってしまうものなんですね〜

桜海老の春の香り、油のコク、なんと表現したらいいのか、信じられないくらいうまい、の一言に尽きます。すでにステーキでかなりの満腹感を感じていたのですが、これならあと5杯くらいならペロリと食べられそうです。 作ってくださったシェフも「お肉でおなか一杯になられた方、もうこれ以上食べられないよという方も、不思議とこのガーリックライスは食べられてしまうんだとだいたい完食してくださいます」と仰っていました。本当に、底知れぬ魔力を秘めたガーリックライスだと私も思います。おいしかった・・・・・・

さてさて話はちょっと変わって、ライスの上にくるっと巻かれたおこげの部分ですが、ロールケーキのような均等ではなく、片方の先端、下側だけがすぼまっているのがわかりますか? なんとこれ、お誕生日や記念日などがあった方へのアニバーサリー仕様なんだそうですよ。 何を模しているのかというと「花束」なんですね〜 すごーい! 確かに一緒に行った夫のお茶碗を覗き込むと、おこげは花束型ではなく紙を丸めたような形になっていました。

なお、この「花束おこげ」はレストラン花の鉄板焼シェフ全員がこれをできる訳じゃないとのことです。確かにおこげを作ること自体がコツがいるように見えましたし、それをヘラだけを使い器用にくるくるっと巻き込むのもかなりの技術がいるように感じました。ということは、アニバーサーリーの日にこんな素敵な花束をプレゼントされるのは、かなりのラッキーということですね。こんなサプライズが東京ディズニーリゾートに隠されていたとはさすがに知りませんでしたね〜。心憎い演出です。

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魅惑のガーリックライスとの別れを惜しみつつ(本当に最後の一口を飲み込んでしまうのが悲しいくらいでした!)最後のデザートです。「あわ雪玉子と桜のソルベ」 左側から、「桜のソルベ」はさっぱりとした一口。お肉とガーリックライスで知らずに超こってりになっていたおくちが、桜の香りで洗い流されるような気持ちでした。その右側の手前側は、きな粉のスポンジケーキ。ふわふわです。そして奥が「あわ雪玉子」 見た目からはちょっとわからないんですが、真ん中の緑色の部分が抹茶のムース、その周りがアングレーズソースだと思いますね。下にはあんこが敷き詰められていました。和洋折衷の味わいが美味しかったですよ。

前菜から最後のデザートまで、たまごや桜を舌や目で、感じさせてくれるコース内容。一貫してイースター=春の訪れを表現されていた鉄板焼ランチでした。楽しいひと時でした。ごちそうさまでした。

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今度は俄然、夜に来てみたくなりました。ランチタイムのメインは上記で書いたようにオーストラリア産のフィレでしたが、夜は和牛になるようです。和牛・・気になるなぁ。ちょっとお値段は上がりますが、いつか必ず行ってみたいと思いますね。

(このページに公開されている内容はすべて、2016年3月下旬時点の情報となります。2016年4月3日 記事公開)

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