世界は悲しみを無くせるのか

実に102日ぶりの投稿になってしまいました。
このブログのことを忘れていた訳ではなかったです。
言いたいことはそこそこあった、が、私は沈黙してしまった。
それは今はただ 「沈黙は金なり」 の時期かなと私は思っただけなんだけど、おそらく 「沈黙は暗に同意しているのと一緒」 つまり 「沈黙は罪である」 と考える人もいるのだな、と感じていて、それがまた自分自身のうちなる考えをややこしくするようでした。

人類がまた変わろうとしているのだな、と漠然と感じています。
人類の有史からたどって、変化のなかった時間は一瞬たりともなく、まぁ順当に考えればそうだよな、と一市民の私は思っている。
たった一週間の間にもたくさんのことが起きて、鈍(どん)な私は変化についていけなさそうだけど、でもない頭を振り絞って「考えては」いるんだ。
うん、考えてはいる。
考えているだけ。
アメリカのこと、人種のこと、それらの歴史のこと、コロナ騒動のこと、伊藤詩織さんのこと、拉致事件のこと、JKローリングのこと、その他たくさんのこと。ことことこと。
そして今日はついさっき、アメリカのデモでコロンブス像が引き倒されてしまったとの報道を見て、「う!?わあー!」ってなってしまって、ついにブログを開くに至った。
すごいよ。ひっくり返った。ってか、アメフロどうすんだろ・・・(直面する問題がアホすぎて今はちょっとここ以外には言い出せない

なんかこう、私はなんの知識もないただの市民で、無知で無学で、それを自分でもわかっている。痛いほどね。
でもバカの私だって感じずにはいられないことがある。
今起きてる全てのことを突き詰めれば、起きてることのひとつひとつは人類が何度も経験してきた「革命」なんだって。
ひとつは国を巻き込むほどに過激だったり、逆にひとつは個人の問題のまま陽の目を見なかったりするけれども、でももう今起きてることの全て、そのどれもが戦いである。そう感じている。
時代はまた「革命」に突入しているんだなって思った。

この革命は、これまでの人間が築いてきた価値観をどこまでぶっ壊すかの戦いの話なんだ。
あとはそれをどこまでぶっ壊すかの話なのかなって。
なんか。ぼんやり考えているよ。

すごく難しい話だなって思ってる。
そう簡単にいかないだろうなって思ってる。
価値観を壊すと言っても、価値観とは人であり、人は国で、宗教で、文化そのものだ。
んじゃなんだ、まず国をぶっ壊すのか、それとも宗教をぶっ壊すのか?
もうこれまでの全部とっぱらって宇宙連邦みたいのつくっちゃう?
でも絶対それじゃ問題は解決しないよね。
つまりこの革命でなにがしたいって、世界から悲しみを消し去りたいわけでしょ?
でも
・人間が人間であるあいだに
・個々の価値観を均質化して
・価値観の相違による悲しみをすべて排除する
・・・なんて、そんなことが可能なの?
「隣人を愛せよ」って二千年説いてる宗教ですら解決できなかった問題よ。そんな簡単に解決しねーべ。

そもそも論、人間の多様性を排除して、それでこの世の悲しみ(死以外)が消えるのかね??
これまでの何千年単位で構築してきた、その土地土地の文化や生活習慣、それに基づく各自の価値観までぶっ壊して世界を均質化したら価値観の相違って消えるんかいな?
でも人類が人類で在る限り、多様性だけが生き残る道なので、何億人の価値観が均質化するなんてことありえないよね。
絶対に無理だなってわかるわ。
価値観が相違するから考え方が変わるわけで、考え方を変えることでなんとか人類はここまで生き延びてきたんだよね。
それを「悲しみをなくすために」って目的のためだけに、地球全員おんなじ考え方にできるか? できないよね?
そしたらなんだ、なんか一個大きな問題が発生したら、地球全員オジャンじゃん。
(思考の均一化によって問題解決の糸口を失うから)

いやもう私には正解がわからんわ。
今まで、これまでよしとされていたことを全部ぶっ壊して、その先になにがあるのか私はしらない。
でももう革命は止められないだろう。
人類が変わりたいと願ったとき、願った人によって、世界は変わってきた。歴史が証明している。

困ったな。
生き延びられるかな、そんな世界を。
がんばるしかないね。

文章ぐちゃぐちゃだけど、まぁ誰も読んでないしいっか。
そんなことを考えていたよという、ただの生存報告でした。おわり。

いやー・・・ すごい時代に生まれちゃったよな。毎日しみじみ感じてる。
私、ペストとかフランス革命とか、一揆とか世界大戦とかもね、へーすげー歴史w ご先祖様乙w って「過去のおはなし」と思って読んできたけど、いや全然REALどころか現在進行形だったよね。
なんなら次は戦争かもだし、もう、令和2年をサバイブすることだけで必死ですわ。
つまり、人類生きてる間、悲しみも喜びも繰り返し繰り返し終わることはないってことだよね。
歴史だけがそれを知っている。
痛感しましたわ。