【コラム】夢から醒めたあなたへ(ニュールック騒動に向けて)

昔、私のことをよく知るオネエさんが、私にこんなことを言った。
「かおりちゃん、あのね、わたしディズニーランドって本当に興味がないの。あれは全部が作り物で、あんな作り物の一体何が楽しいのかわからない。」

私は昔から夢見る夢子ちゃんで、でも貧乏で、一年にたった一度だけ行ける東京ディズニーランドだけが心の支えだった。
ある時からずっと東京ディズニーランドは私のすべてだった。
それを知ってなおも私にこう告げたあの人の言葉を、私は隣でただぼんやり聞いていたけど、でも別に怒りや悲しみは湧かなかった。
こういう人は世間には一定数いる。ディズニーに一切の興味を払わない人って。
日本人は総じてディズニー好きと言われるけれど、実は男性にも女性にもこういう人は結構いるんだ。
そして実は私も。
私も気づいていた。
ずっと前から知ってた、子供の頃から気付いていたんだ。
私の憧れる、あれはただのよくできた作り物であることを。
でも気づかないふりをしていただけ。

あのオネエサンの言葉から何年経ったのかは忘れたけれど、2019年になっても間違いなく世界はクソのまんまだ。
消費税は上がるしなのに物価はあがるし、なんなら世界から戦争はなくならないし、今日も日本で世界のどこかで罪のない子供達がバンバン死んでいっていることを私はきちんと知っている。
Happiest Place on the Earthなんて嘘ばっかりだクソ喰らえだこんなまがい物!って私も言えたらいいけど、私は弱くて、言えないままこんなクソな大人になってしまった。
一時(いっとき)の甘やかな幻想に浸るために、嘘を重ねて、今日もへこへこインパークしてる。

To all who come to this happy placeと全ての人に開かれたディズニーランドで、でも来る権利のない人はいると私は思っている。
ディズニーランドがただの作り物だと言っちゃう人。
ミッキーマウスに人間が入っていると言っちゃう人。
あのオネエさんのように、夢を見る気がそもそもない人。
それはパークを維持する最低限のルールとして、基礎中の基礎の入園ルールだと私は思っている。
これはもう、お弁当を持ち込まないで、パークで走らないで、とか以前の話。
みんなで気持ちよく楽しく、このひとときだけは夢を見ましょうよと、そのためには入園するみんながこのルールだけは共有しましょうねってそういう簡単な話。

なのに今年、急にミッキーミニーのライブキャラクターのニュールックの話が再燃しだして、この最低限のルールが完全に破られてしまって、私はむちゃくちゃに怒り狂っている。
今まで全然ディズニーに興味のない人が、ネズミーランドとか、ミッキーの中の人とか、全然面白くもないことを言って馬鹿にするのを私は完全にスルーしてた。
だってどうでもいいもん、ディズニーに興味のない人がなんと言おうと私は意にも介さない。
でも今回の話は別だ。
自称ディズニーファン、自称ミッキーマウスの大ファン達が、彼を、ミッキーマウスを、ミッキーマウスとして見ていない。

その自称ミッキーマウスの大ファン達は口を揃えてこう言う。
私たちはデザインの話をしている、単に造形の美醜の話だ。
別にミッキーマウス本人のことをどうこう言ってはいないからいいじゃん、と。
まるで免罪符のように口を揃えるけれど、でもそれはなんの免罪にもなっていないよ。
ミッキーを顔のデザインで見ていること、新旧を比べ、それらのミッキーをまったく別のものとして脳内で捉えること、それ自体がもうミッキーマウスという存在を貶め辱めていると私は思う。
ひとつだけ言いたい。
あなたたちはもうこの夢から醒めてしまった。
ミッキーマウスをミッキーマウスとして見れなくなった時、悲しいかな、あなたの甘やかな夢は潰えた。
それはOLCのせいでも、ましてやディズニー本社のせいでもない。
この問題の本質はミッキーの顔にはない。あなたの心の中の問題だから。
いつか、どこかのタイミングでは必ず終わってしまうようなこれは儚い夢だった。
変わってしまったのはミッキーではなく、夢を見れなくなってしまったあなた。
思春期をすぎてなおもこの馬鹿げた夢を見続けると決めたのもあなただし、そしてその夢からの覚醒を決めたのもあなた。
変わったのはあなた。
それだけの話。

だからもうパーティーは終わり。
全部もう、終わり。
でも一つだけお願いがある。
どうかどうか、他の人の夢まで終わらせないで欲しい。
あなたの夢は醒めた。でも私たちはまだこの場所でミッキーと夢を見ていたい。だからどうか引きずり込まないで。
ミッキーをミッキーでないと大声で騒ぎ立てて言わないで。
どうか私たちには気づかないままにさせて。
ミッキーはミッキーのまま、今日も東京ディズニーランドで、世界中で、昨日までと変わらずゲスト達を迎えていることを無視しないで。
夢を見させて欲しい。どうかお願いします。

何を言っても通じないのはわかっている。
だからこっそり書いて憂さ晴らしをした。
卑怯と言われてもいい。だって私の言葉は何ひとつ通じないからね。寂しいけれど。

怒りのままに書いた。推敲はしない。
これをもって、丸三年間追い続け、願い続け、そして達成した私の中のニュールック騒動を終わりとしたい。
この顛末を私は一生忘れないと思う。
どうもありがとうございました。

丸三年が経とうとしている。
あの初めてニュールックのミッキーを見た日から未だ、私の夢は醒めないでいる。ありがたいことだ。
どうか死ぬその日まで、私の夢が終わりませんように。

(2019年3月31日 記事公開 2019年4月1日午前 一部意図する文章が真逆で表現されていたので修正)

めでたしめでたし@2019/3/26tue 22:45のPA

家族とTDR一泊旅行に行ってきた。
楽しくて、幸せで、ずっとウキウキ笑っていた。

三年間ずっと、一日も早くTDRのミッキーとミニーのライブキャラクターの見た目がUSルックに準じてくれますようにと願っていた。
このメンタルを他人にもわかってもらえるように説明するのはとても難しいのだけど、一言で言うと「ミッキーはミッキーで世界にひとりなんだから、外見も全世界で一緒であってほしいな」って。私の場合はまぁ単純にそんな感じ。
ミッキーはミッキーなんだから、旧だろうが新だろうがどっちでもいいでしょって新旧混在のキャラ写真アップしておいて、同じ口で「外見はひとつしかありえないんだからさっさと統一しろ!」って、うん、自分でも言っててなんか変かなとは思ってたわ、ぶっちゃけ笑
だからまぁ今も、うまく人には説明できないや。ごめんね。
でも説明できなくてもいい、とにかく一日も早くニュールックになりますようにって思ってたよ。
ずっと思ってた。
それでさ、3/26に絶対ニューが来るって気が付いて、それからホテル取ってシェフミとミキカンの予約取りまくって、あとは待った。
ひたすら待って、今日が来た。

今朝、わくわくしながらミッキーに会いに行った。
実際ミッキーが目の前に現れたら、一瞬もうその目の前のミッキーがニュールックかどうかもわけわかんなくなっちゃって。
後から写真見返したら確かにそのミッキーがニュールックで、内心ちょっとホッとしたんだけど笑
「結局、ミッキーの見た目なんでもいい」って先週自分がふんふん鼻息荒げながら語ったのを自分でリアルタイムに体現してて笑ったね。
会ってる最中はミッキーの見た目のことなんて、私、考えもしなかったからさ。

夜になってからミキカンも見に行って、最初はやっぱミッキーの顔が新しいってところに注目していたわけだけど、終わる頃にはそんなこと自分でも忘れてたから、なんか変な感じだったわ。
まぁなんでもいいんだろうね、私は。
ミッキーがミッキーであればそれでいいんだよ。

ミッキーってなんなんだろうね。ずっとうっすら考えてるんだけどよくわかんないわ。
多分一生わかんないと思う。
でもわかんなくても私はミッキーに会えれば幸せなんだと思う。
んで、幸せならそれでいいんだと思ったな。
(もちろんミニーちゃんも。私はミキミニオタなので)

まぁともかく良かったです、今日は幸せでした、って話だな。
全てがまるくミッキーの形みたいにおさまって、きっといつか(いまはだめでも)みんなが幸せになってさ、みんながあぁ〜これで良かったなぁ〜って心の底から思う。
めでたしめでたし。

2019/3/26から一週間のOLCツケ予想

・オタが所構わず泣く
・オタがゲスリレ構わずクレームを入れる
・あちこちでそういうことが起きるので一時的にパークの風紀が乱れる
・オタが年パスの返金を迫る
・オタが自宅で年パスを燃やす
・オタがキャラダイとショーレス系の返金を迫って窓口混乱する
 (特に、シェフミの朝一組が「入店後に」返金要請だして一悶着を起こすのが観測される)
・グリ系バケパ、キャラダイ、ショーレスが全部キャンセルで出る
 →やっぱり旧が愛されていたんだね⇆これで予約が取れやすくなるね、という両極端の幻想が蔓延する
 →しかし文句垂れながらもオタがこれまで通り居座るので、結局一般人はいつまで経っても行けないし、時は10年前のようには巻き戻らない。
・FTW、アンバガゼボの通行止めキャストが人員倍増になる。通行止めの箇所はいままでより数十メートル前方になる。ピアリ庭側もFTW中は閉鎖される。
・ホテルズの宴会が全部キャンセルになってしばらくミリアルの電話が繋がらなくなる
・Twitterのウォルトイタコにウォルト降臨
・3/26夕方、一通り終えたオタが帰宅しはじめ新旧比較画像を大量に投稿する
・ミッキーはミッキーです派が一気に増える(すでに二、三日前から徐々に増加している
・それと同時にアンチミッキー派の過激さがさらに増す

本命
・オタが本社前で抗議活動する

対抗
・(あまりに恐ろしくて書けない)

前項で書いたとおり、OLCはOLCのツケを自分で払わなくちゃいけない。
現場の疲弊、パーク内の風紀の悪化は誰のせいでもなくて自分のツケだということを認識しなくちゃいけない。
あくまでこれを生み出したのはOLC自身の行いだということを把握しないと。
でもまぁあっという間に落ち着くんだと思った。なんか今日の感じを見てたらそう感じたなぁ。
案外、混乱は長引かないのでは???
だからまぁOLCは一時しのぎをがんばれw
(そんで一時しのぎだからこそ、記録を忘れ歴史も忘れるOLCちゃんなのであった。ちゃんちゃんw)

OLCのツケはOLCが払う@2019/3/24sun 09:00のPA

いやーーー。はい。
ミキミニニュールック周りの騒動に引き続きびっくりしております。
はっきり申し上げて「驚愕」の毎日です。
オタの行動が、私の想像(予想)していた上をぽんぽん超えてくる。
こんな超え方してくるとは、ほんと予測不可能でした。

三年間(私なりに)この顛末を追ってきましたよ。
二年前、一年前、ニューの舞浜上陸に覚悟を決めた瞬間瞬間というものが私にも地味にあったんですよ。
TDS15周年の時はミラコまで押さえたしね。
(あのミラコは今から思えば早すぎだった。まさか2019年の春までかかるなんて、そりゃシー15周年で登場どころの話じゃないわな笑)
そして想像していたようなオタの騒ぎが全然起きないので、あれぇと思ったんですよね。温度感こんなもんかなぁ、と。
そしたら三年分の騒ぎが今まとめて訪れた。

つまりこれが何かというと、ひとつ、現代の人間から失われた能力の話に行き着くと思うんですよね。
過去起きたことからなにかを予見する、未来を想像して行動するという能力の喪失の話なんですよ。
ここでもツラツラと書いたのだけど、物事のピースを集め、想像し、想像を元に行動できるミキオタは都内に十数名しかいない、という事実がそれを証明している。

ニュールック反対派(笑)を名乗るうちのほぼ100パーセントが、三年もの時間があったのに「何も想像せず、何ひとつ行動してこなかった!」
三年だよ、三年。まさかとは思うけど、舞浜には来ない、なんてことを思った?
ちなみに私は一瞬思った(爆笑)
去年の今頃は、舞浜はガラバゴスで行くのかなぁと思ったもんね。

話がそれた。
つまり何がいいたいかと言うと、三年もの期間何ひとつ行動しなかったことが、その人にとってそんなに興味があることには思えない。
歴史を見ることも、予測することも、考えることもしないってのはイコールそれはもう興味がないってことだよ。
なのに興味がないことに何故こんなに騒ぐのかさっぱりわからないわ。
まぁ、この辺は語るとキリないので次の話いきますw

今日のタイトル通りなんですけど、OLCのツケはOLCが払うって話。
今回の騒動は図らずも、OLCがファンの育て方を間違えたツケが今日全部露呈しちゃったってだけの話なんですよね。
とにかく何がいけなかったか。
私が思うに、そもそもOLCが「ディズニーが何か」ってのをすっかり勘違いしていること。
勘違いしているからファミリーエンターテイメントの本懐を忘れ、それを中高生の放課後の暇つぶしにしちゃったし、ミッキーマウスを魔改造して本来のディズニーパークスのホストという立ち位置からキャラクタービジネスのただのアイコンにしちゃった。

もしOLCが本気で取り組むなら、今回はすごく良い契機にもなる。
でもきっとOLCにはできない。しばらくしたらまたおんなじ失敗を繰り返すよね。
なんでってそもそも勘違いしているから。
だからまたおんなじことやる。

まぁ歴史は繰り返すので仕方ないんじゃないかな。
きっと50年後にまたミッキーの顔が変わって、そしたらまた今日とおんなじ騒動になるよね。
誰も歴史から学ばないから笑
しゃーないわ。

じっと春を待つ@2019/3/4mon 00:30のPA

舞浜のミキミニの話から丸四日が経過したわけだけど、様々な要因が重なりあって最悪の状況が続いているなぁと感じている。
そして悲しくもこの状況はしばらくの間続きそう。

この混乱の要因はとても複合的で、複合的だからこそここまで混乱しているとも言える。
そもそも、日本の総人口からみたらミキミニの顔チェンに気づかない人が圧倒的であるのはわかりきっていること。
ニューに会ったって違いに気付かないどころか、新旧並べて見比べさせたってどこがどう違うかわからない人ってのが日本人口のほぼ100パーセントだと思う。

はっきり言って、生涯一度でもTDRに来たことのある人の総数から見ても、今ニュールックが「キモい」と騒いでいるのは一割どころか1パーセントもいないはず。
顔の話で騒いでいる人の実際の数字は、0.数パーセントくらいがいいところじゃないかなぁと思っているんだよね。
でもこの「話のわからない99.9パーセントの人」ってのは、何も発言しないのよね。
なぜって興味がないから。
人は興味がないことには発言のしようがないので、好意的な反応はあがらずにヘイトばかりが溜まっていく。

さらに状況を悪くしているのは、とどのつまり結局まだ誰も、舞浜の新しいミキミニちゃんには会ってないということ。
これが状況を悪化させている。
Dオタのなかでも海外に行ってるひとってほんの一握り。実は全然いないんだよね。
自分の周りが海外厨ばっかりだから、Dオタみんな行ってるだろって思うけど、実は全然そんなことない。
TDR以外のパークスに行ったことある人って、「自称ディズニー好き」から見ても一割もいないんじゃないかなぁ。。。
つまりディズニー好きを名乗ってても、新しいミキミニちゃんには会ってない人が圧倒的多数で、とどのつまり人間は「わからないもの」って嫌なんだよね。
わからない、想像するしかない、ってのはすごく怖いことだから。
これはもう、ニューが舞浜にデビューするのを待つしかない。
逆に言えば、一度でも合えば「わかる」から、ここは大丈夫だと思っている。

あと個人的に、あーこの顔騒動で決定的にこれがダメったなぁ!と思っていることがあるんだよね。
それは、キャラオタってだいぶ前からミッキー(ミニー)の人格を、服で切り分けることしてたでしょ。
なんと表現したらいいのかなぁ、ミッキーの持つ基本的なキャラクターに、さらにコスチュームから導き出したカラーを後付けするって文化。うーんうまく言い表せないな。
とにかく、だいぶ前の話だけど、ランドのイースターでミッキーの6衣装早着替えの時に、6衣装のミッキーそれぞれに愛称をつけてキャラクター設定つけるの流行ってたよね。
海外だとDCAのミッキーを「ブエナ君」とか。
私はこの文化がいつ頃出てきたのか詳しくはないのだけど、結構前からオタ達はコスチュームでミキミニのキャラクターを切り分けることをしていた。

とにかくこれが顔チェン騒動との相性が最悪だったわ・・・。
これがあったせいで、オタの深層意識のなかに「ミッキーにもいろんなミッキーがいる」「ミッキーを区別する」ってのが根付いちゃった。
この文化の流れでニュールックは現行舞浜ルックのミキミニとは一瞬かつ完全に切り離された。
まぁ運がなかったね。

私自身は、自分がミキミニオタであるという自負とともに「ミッキーはミッキーである」という価値観がベースにあるから、ミッキーが何を着てようがミッキーはミッキーなんだけどなぁ。
大体、ミキオタになるくらい好きだったミッキーを、見慣れない・ちょっと怖い・なんか変、とか、それ以上の表現でdisれるのが理解できない。
金と時間と人生をたっぷりかけて愛したミッキーのはずなのに、どうやったらそこまでミッキーのキャラクターを頭の中で切り分けられるんだ!?
新旧完全に別物どころか、顔が変わったらミッキー死んじゃう=ミッキーがこの世界からいなくなる、くらいの人がツイッターにはザラザラいて、目から鱗どころの話じゃなかったわ。
愛憎入り混じって袈裟まで憎しってやつなんだろうか。
どうもこの辺の思考は私にはよくわからんわ。
理解しようとがんばってはみたんだけどね・・・。

あとむちゃくちゃびっくりした話があって、「ミッキー自身だって顔を変えたくないと思っている(はず)」というやつです。
最初その発言をしている人をみてむちゃくちゃびっくりして椅子から転げ落ちたんですが、そういう趣旨の発言をしている人が一人二人じゃなかったんですよね。。。
要は、ミッキー自身が本当に願って顔を変えるって言うなら反対はしないけど、そうじゃない、これはミッキーの本当の意思によって変えられたものじゃないんだから、とかなんとか。
すみません、こうやって自分で今書いていて頭ゲシュタルト崩壊しそう。
そもそもこの人達、ミッキーマウスがウォルトディズニーによって作られたキャラクターということを知っているのだろうか。。。
だって、ミッキーの意思ってなに!???!!!
(それって本当はウォルトが作ったんじゃなくてアブアイワークスだとかそういう話してるの???)
くぁwせdrftgyふじこlp
だめだ。
まじでどこから理解したらいいのか手のつけ方すらわからないw

あーあ。

・・というわけで、今はまだ実写ミキオタ、実写ミニオタも混乱のさなかということは私も理解してるので、じっと時が来るを待っています。
35周年終わりに変わるのはほぼ確定だろうけど、半年とか先までまだ大騒ぎなんだろうか。。。
それともあっさり一、二ヶ月で落ち着くのかなぁ。。。
そろそろミキミニへのヘイト通り越してネガキャンになってきたから、見てるのも辛いわ。
早く落ち着いて欲しい。

あーあと、顔変わったらtwitterなどSNS上では、ヘイトとネガキャン撒き散らすのだけは終わりにしてほしいなー。
静かに去るか、黙って欲しいです。
なぜならもう顔が戻ることはないから。
株価下げたいってのはわかるんだけどそれは下がらんです。どだい無理って話。
そうなるとヘイトとネガキャンの撒き散らしは、普通にただの営業妨害なのでやめたほうがいいと思いますね。
そんだけ。

さだめ@2019/3/2sat 00:10のPA

ミキミニのニュールックについてどうしても今日書かないといけないことがある。
昨日舞浜に上陸して、ある意味では「爆誕」したミキミニのニュールックなわけだけど、彼らがここに生まれた以上決められた運命がたったひとつある。
それは、いつかニュールックも古くなるということ。
そしていつかはかならず新しいモデルのヘッドに変わっていくということ。

それが数年後なのか、10年後なのか、30年なのか50年なのかはわからないけど、でももうそれは決まっている。
細やかなモデルチェンジという意味ではなく、大幅な変更がこの先に待ち受けていることは絶対に変えられない。

ディズニーは新しいなにかを常に求め続けていく。
今日は新しいニュールックも、それが良いか悪いかの話は抜きにしてただのオールドルックになっていく。
時代は止まらない。
生まれた瞬間からもう止められないんだよ。

だからまぁ。
そんなに今日のミッキーを悲しく考え込む必要もない。
・・・ということを書き残したかった。

A Cover Is Not the Book@2019/2/28thu 23:30のPA

a Cover is not the book
So open it up and take a look
Cause under the cover one discovers
That the king maybe a crook
Chapter titles are like signs
And if you read between the lines
You’ll find your first impression was mistook
For a cover is nice
But a cover is not the book

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ミキミニちゃんのニュールックがついに東京ディズニーリゾートへ上陸。
一言でいって今日は阿鼻叫喚の一日だった。
二言で言えば「地獄」
でもそれは仕方のないことだと思う。

約三年前に自分が書いた記事を久しぶりに読んだ。
私の気持ちが三年前から一ミリもぶれていないことには自分でもちょっとびっくりしたかな。
私は、私の気持ちがとても変わりやすいことを知っているから。
悪く言えばミーハーで気分屋。よく言えば柔軟w
今日言っていたことが明日には変わることがよくある。
でもミキミニちゃんのニュールックへの思いは三年前から少しも変わってない。
一日も早く全世界パークスで統一されて欲しい。
それだけ。
それがついに叶う。
叶う!
だから今日は嬉しかったかな。約三年も待ったわけだからね。それなりに長かったよ。

何度かここの日記にも書いたかもしれないけど、戦犯OLCの罪はひたすらに重いと思っている。
全てが遅きに失した。
だってTDSの15周年の頃からこんなこと、ぎゃーぎゃーやってるんだよ?
本来ならTDR35周年のスタートにはなんとしても間に合わせなければいけなかった。
こういうのは、遅れれば遅れるほどダメージが広がるんだ。
だからイベントの途中だからとか、まだ準備が、とか、そんなことは本来関係なかった。
なににも増して最優先でやるべきことだったのに。
でも、OLCはおそらくわざと、意図的に、わかっていて。35周年終わりまで遅らせたんだよね。
うん、知ってたよ。知ってた。
だから本当は内心私はむちゃくちゃ怒っていて、今も、こんな風にすべての対応が遅れたことに対してOLCを責めて責めて責めまくりたいけど。
でも許したい。
許す。
OLCにはOLCなりのミッキーマウスへの想いがあった。(ミニーマウスへも)
今日それを受け取った気がする。
だから許す。

本当にかわいそうなのは、翻弄された現行舞浜ミッキーマウスの実写オタだ。
これが1年前だったら、2年前だったら。
ここまでの阿鼻叫喚は広がらなかったんじゃないかなって私は思っている。
だからOLCの罪は重いんだと何度でも言いたい。
OLCはオタへの慈愛でこんなことをしたんじゃない。になみかコラボだって、私に言わせればあまりにも残酷だった。
ある意味今悲しんでるミキオタ、ミニオタは被害者だよ。
かわいそうになぁ。

というわけで今日は私なりに慮ったタイトルにしてみた。
ニュールックは言うても単に本の表紙なんだ。
いつかまた気が向いた時には、それを開いて新しい発見を見つけてほしいな。
だって、表紙から受けたファーストインプレッションはミステイクかもしれない。
もしミステイクだったとしても、それは全然恥じなくていい!
だって表紙じゃ本の中身なんてわからないもの。

でもまぁ開いてみて読んでみて、それでもやっぱり無理だった、だめだったって時は・・・
The Place Where Lost Things Go
築きあげたこれまでの思い出だけは消えないから、またふとどこかで会えるといいよね。
思い出は消えないんだと、私も信じたいな。

今はそれしか言えないかな。気の利いたことも書けなかったけど。
でも、元気出して欲しいなとは思う。

2018/9/15(土) VOGUE FASHION’S NIGHT OUT ファッションショー@ラフォーレ原宿/ニュールックのミッキー絡みで私的覚書

書こう書こうと思いつつ、忙しさのあまり半年以上後回しにしていました…!
今更感満載なお話ですがニュールックの話題が再燃している今、昨年のラフォーレのイベントにミッキーが来た時のお話を自分メモとして書き残したいと思います。

と、その前に。
ここに書くメモの全ては私の推測と憶測と妄想であり、それ以上でもそれ以下でもないということを明記します。現実と空想をごちゃ混ぜにしないようにお願いいたします。
なお私はニュールック推進派です。1日も早く全パークスで共通のお顔のミキミニに統一されるべきという考えを2016年5月に表明しております。

以下のメモですが、ミッキーマウスの「ニュールック」「中の人」「外/ガワ」「WDJとOLCの関係」などの単語が一瞬でわかるDオタ向けであり、一般の方向けではありません。
一般人が読んでも意味がわからないよう、わざと暗号様式の文章で書きますね。すみません。
あと、内容的に際どい話になりますが、私は中オタではありませんし判別厨でもありません。どちらかというとこれらはもっとも関わりたくないDオタの闇の分野と思っております。今回の話は、結果的に判別してしまったけれど…というレベルの文脈で読んでください。
注意以上です。話を先に進めます。

このメモで私が言わんとする結論を先に書きます。
①(首都圏在住の)本気のミキオタってみんなが思っているより全然少ないんじゃないの!?
②2018年9月にWDJが招致したミッキーマウスの中はOLCじゃなくて上海の人だった。
③以上から、2018年9月時点ではOLCにはニュールックのミッキーはなく、操舵できる人もいないと私は判断した。
④OLCに外がなく操舵できる人もいない=ニュールックがOLCにはまだ存在しない=操舵練習も含め半年以内には舞浜にはニュールックが来ることはないだろうと私は考えた。

以下に詳細を書いていきます。

2018/8/23より、原宿ラフォーレでは「DISNEY MICKEY MOUSE 90th ANNIVERSARY COLLECTION」と題したイベントが開催され、ミッキーマウス90周年関連のコラボ商品の販売が行われました。これに合わせ期間限定のポップアップショップもオープンしました。
LINK: Disney MICKEY MOUSE 90th ANNIVERSARY COLLECTION – ラフォーレ原宿

そのポップアップショップでディズニーの商品を買うともらえたのがこちらのチケット。

2018/9/15(土)ラフォーレ原宿にて開催される VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2018 のファッションショーの優先入場のチケットです。
チケットには「当日はスペシャルゲストを予定しております。」との記載がありました。

この文言を読み、これは確実にミッキーマウスが来る、そしてそれはニュールックだろう、という目論見で私は9/15のイベントに行くことを決めました。
なおこのイベントには珍しく、協力:WDJなどの文言は一切記載されていませんでした。それはチケット、ウェブサイトの告知、当日のイベント会場でもWDJの名前は一切でていなかったと記憶しています。

9/15当日はあいにくの雨でした。
ラフォーレ最上階の会場は15時開場で、私は昼頃にラフォーレに到着。近くの飲食店でランチを食べつつ会場前の様子を伺っていましたが、昼時点でミッキー目当てで長時間粘るいわゆる「Dオタ」(=キャラオタ=ミキオタ)はたったの三、四名でした。
私は列の長さなどを見ながら開場の1時間半前である13時半から並びました。この時点で私の順番は六人目くらいだったと記憶しています。
その後、14時頃から人がどっと増え、前方八名くらいはミキオタでしたがその後並びだした人の大半は、ラフォーレ、ファッションショー、という単語に引き寄せられた明らかな一般客でした。
最終的にイベント開始ギリギリになって会場には100名強〜200名?ほどが入場しましたが、目視できるようなDオタはやはり二十名以下の人数に見えました。

ここで私が特記したいのはDオタ=ミキオタの数の少なさです。
個人的にはこれは明らかにミッキーが来るだろうという状況でしたが、
・無料配布されたチケットから、スペシャルゲストがミッキーであることを読み
・悪天候の中
・わざわざラフォーレに来場しようと思う首都圏在住のミキオタは、
・たったの十数名しかいなかった!
・・・ということです。

正直この人数の少なさは、私の想像の1/10以下の数字でした。
個人的には100人単位のミキオタが集まるだろうと読んでいたのですが、悪天候がいけなかったのか、ニュールックだろうということが忌諱されたのか、わかりませんが結果はトータルで十数名しか集まらなかった。

ここから私が考えたいのは「本当の意味で感度の高いキャラオタ(ミキオタ)って首都圏にどれくらいいるの?」ということです。
舞浜では数が多いように見えるけど、ほんとの実数はもっと少ないんじゃないの?ライブキャラクターのミッキーに情報とお金と時間と労力をかけるようなオタって、ほんとは全然いないんじゃないの?!と。
特に当日は雨だったので、舞浜は雨で仕事にならないのでラフォーレに行ってみるか、というようなDオタが集まっても良さそうなところ、全然そういう人が見当たらなかったというのも意外だったんですよね。
個人的には、諸々私が考えていた日本のミキオタの実数はもっと下方修正すべきなんだと思った一コマでした。

色々省いて次の話にいきます。
結果的に、ファッションショーの最後にスペシャルゲストとしてミッキーマウスが登場し、外見は私の目論見通りのニュールックでした。
荒い動画ですが当日の様子を貼り付けます。

イベントを通じて面白いことがわかりました。
動きからわかる様にこのミッキーは舞浜のミッキーでもなく、オンアイスやオンアイス前のグリに出てくる様なツアーメンバーのミッキーでもありません。
なんとこのミッキー、上海の子だったんです。
その事が判明したのは、最後のモデルとの集合撮影時にミッキーが司会の指示を理解できず、明らかに進行が滞った時でした。

私はこのような日本のイベントにアメリカや香港のミッキーが招致される前例を知っていたので、動きから香港と断定し、あー香港のミッキーだー!と口走ったところ、隣のディズニーおねえさんから面白いお話を聞くことができました。なんと舞台袖で待機していた通訳が、広東語(香港)ではなくて、上海語(中国普通語)でミッキーに指示を送っていた、というんですよね。

考えてみると、上海ができてからは東京との距離的には香港より上海の方が近いわけで、上海から送られてくるのはミッキーの日帰り出張的(笑)にもより合理的なわけです。というわけで、この日のミッキーは外側と中身を伴い、上海から来ている、とみるのが妥当と私は判断しました。

これらを鑑み、私が考えたのが冒頭に書いた②③④の結論です。
WDJの噛んでいるイベントに、わざわざ相応の費用(中や外や通訳の出張費・輸送費には100万近くかそれ以上がかかっていると見る)をかけて上海からミッキーが来たことは、OLCには2018年9月時点でニュールックの準備が一切できていないことを示唆する。
つまり、ここから時間をかけて中の育成などを頑張っても、半年くらいはニュールックが舞浜にはこないことの理由付けになるだろうと。

2018/9/15(土) VOGUE FASHION’S NIGHT OUT ファッションショーから私が読み取ったニュールック考察は以上です。

https://twitter.com/disneyjp/status/1093702205171851264

そして、ラフォーレの時と全く同じことを、2019/2/8に公開された上記の動画から読み解こうとしましたが、私に判別の才能がかけらもなかったのでさっぱりわかりませんでした(苦笑)
このミニーちゃんがOLCのミニーちゃんだとしたら、もう準備は完全に整っているということの示唆になります。が、どうもキレのなさがあるんですよねぇ。。。香港とも違う気がするので、ラフォーレの時と同じく上海かなぁと思いますがどうでしょうか。なんにせよ動画が短すぎてわかりません。

うまく撮れなかったけど雰囲気の出てるミッキーを貼り付けておしまいにします。ラフォーレで出会った隣のディズニーおねえさん。勝手にお話を引用しすみませんでした。上海を見抜いた洞察力はお見事でした!素直に拍手です。ありがとうございました。

(2019年2月10日記事公開)

 

これはもう現代の宗教戦争@2018/6/8fri 21:00のPA

この問題を、ここで一体なんと呼んだらいいものやら困っているんだけど、どうせ誰も読んでないし。いいや呼んじゃう。
・・・ってことで、「ミキミニの顔問題」が完全に宗教戦争の様相!

(ここから先の文章は誰に対して書くものではないです。絶対に、誰かに対しての煽りやおちょくりでもないです。私はすごく真面目に考えているし、これを本気で書いている。
でも、来年40歳になる私の余命が後30年とか40年とかだったとして、「私が生きているうちにはもうミキミニの顔は変わらないかもしれない」んだよね。今しか書けない今のことだから書いてみた)

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さて。残すところを聖地・舞浜の地のみとし、ついにミキミニの顔問題は最終局面へ。このまま舞浜のみをガラパゴス化するのか、または忘れかけていた宗主国(ディズニー本社)に付き従う道を取るのか。聖地の覇権を奪取せんとする二大宗教はふたつ。
・新を受け入れるよ教
・旧しか愛せないよ教

一見、ただ二大宗教が争ってるだけのように見えるが、その内実は、新を受け入れるよ教の中でも「新が心底好き」派(積極勢)から、「内心は・・・でももうこうなっちゃたら受け入れるより他仕方ないじゃん」派(消極勢)まで、新宗教内で五段階くらいの派閥に分離していた。

同様に、旧しか愛せないよ教の中も五段階くらいに内部分裂。「絶対に死んでも新は受け入れられない」派(タカ派)から、「審判の日をただ祈りながら待つ」派(ハト派)まで、これも宗教内で派閥は完全分離。
兎にも角にも、右も左も入り乱れ。鷹も鳩も大騒ぎの中で、合計10程の宗派が譲れない信仰を今日も神=ミッキー(ミニー)に捧げている状態。

これってさもう完全に、過去、人間が繰り広げてきた宗教戦争の歴史とおんなじ構図なんだよね。
そもそも宗教戦争って、唯一神(ヤハウェ)に対する「解釈違い」が争いの大元な訳で。神の言葉(そんなものは本当はない)を自分はどう信じるか。自分の信じる神とは何かの定義の問題な訳。
そこで、唯一神をミッキー(ミニー)に置き換えれば、もはやミキミニの顔問題も信仰の問題ってことがわかる。
つまり、「汝、ミキミニをなんと定義し、信じるか」ってこと。

幸いなことに、本物の宗教戦争と違って、偶像であるミキミニはただの一企業のキャラクター。遅かれ早かれきっちりとした答えはでる。(本物の宗教戦争は、争いの根源である神がほんとにほんとの偶像=ある意味では虚構、であるから、一生戦争をやったって正確な答えなんか出ようもないんだよね。)
ってことで、この問題もいつかは答えが出るから、それを待つのみ。・・・なんだけど、なんかもうあまりに顔宗教戦争が面白すぎたんでついつい書いてみた。

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というか私ね、また話がずれるんだけども、この問題においてOLCの罪は思ったよりも大きいんじゃないか、と感じている。
アイドル=偶像であるミッキーに、本家が作り出す以上の余計なイメージを付与したのは間違いなくOLCの罪。

結局のところ、舞浜でみんなが持ち上げてるミッキーのかっこよさの偶像って、OLCが作り出した架空のイメージなんじゃないかと私は思うんだけどね。どうなんでしょ?
真面目な話、舞浜のミッキーマウスのイメージってどっからきてんの?? 蒸気船ウィリーから始まって、これまでの短編アニメなり長編アニメなり、またはコミックスなり。最新のディズニーチャンネルのミッキーマウス!でもいいんだけど、舞浜のミッキーマウスが一体何を原典としているのか、私にはわからない時がある。

うまく表現できないんだけど、舞浜のミッキーは一体何を聖典としてるのって話。なんかもう、ディズニーが書いた原本でもなければ聖書でもコーランでもないし、OLCがどっかから改変して引っ張りあげたOLCオリジナル聖典を元にしたミッキーって感じ。言いたいこと、わかる?
まぁ、それはそれでいいんだけど。私別に舞浜のミッキー嫌いじゃないし。今ここでその是非を問うてる訳じゃないから。でもほんと、舞浜のミッキーって一体なに??? なんなの??? わかんない。。。まぁこれも信仰の問題だよね・・・。THE哲学。Philosophy…ミッキーって何。その本質はどこにあるの??

ってことで自分でも訳分かんなくなってきたので締めくくりますけど、ほんとは総合的なミッキーマウスのイメージってものが本家と日本間で乖離しないように、ディズニー本社とOLCの間できちんと連携を取らなきゃいけなかったんですよね。でも変にフランチャイズ契約にしちゃったもんだからか、手を抜いちゃったのか、イメージの統合もできないままこの35年やってきちゃった、しかも35年経って乖離がここ最近ますます酷いってことなんじゃないのかなぁ・・・。ぶっちゃけキャラクターの同一性が保たれないよね。・・ってゲス勘ぐりでした。
まぁでもこう考えてみると、この宗教戦争の元凶たる戦犯は誰よって、一目瞭然な気がするんだけどね。どうなの。

【コラム】ミッキーマウス、ミニーマウスの新ヘッドについて2016年5月の覚え書き

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私のブログ「想像国際空港」は、一(いち)ディズニーオタクによるただの個人ブログです。私は、自分の書きたものは何でも書いてやろう、そう思ってこのブログを始めました。

そして今日書くこと。それは「ミッキーマウスとミニーマウスの新ヘッド」についての覚え書きです。上海ディズニーランドの正式オープンをきっちり一ヶ月後に控えた今日は、2016年5月16日。おそらく、5年後、10年後、今日を振り返ってみて「あの日もまた私にとっての転換期だったのか・・・」と思うような気がして、この気持ちを忘れないためだけに書きます。

なお、この記事は特に、このブログへのご訪問ゲストに対し書かれているものではないことをご了承ください。独り言か、どちらかというと寝言に近いです。なのでそもそも論の「ミッキーに中の人などいない過激派」の方はこの記事はお読みにならないでくださいね。私は自称「ミキミニに中の人などいないハト派」ですが、それでも今は、これを書かねばならない謎の使命感(?)に燃えるひとりのキャラオタです。

そして、ここから記す新ヘッドですが、私は普段、ニューヘッド、と読んでます。旧ヘッド、ニューヘッド、語呂がいいもので。まぁ呼び方なんかはなんでもいいですが、この文章中では2016年4月に登場したものを新ヘッド、それ以前を旧へッド、と呼称することにします。

すべての始まり。事の発端は、Twitterに投稿された一枚の写真でした。上の写真の投稿日は2016年4月17日ですが、実際は複数のディズニー関係者が同様の投稿をしており、2016年4月16日が日本に届けられた第一報の到着日だったと記憶しております。

2016年6月16日に正式オープニングを控えている上海ディズニーランドは、いよいよ開園二ヶ月前。パークの工事もおおかた完成したとの現地レポートが飛び交い、各種プレビューがこれから始まるぞ、と言うタイミングでした。この写真の投稿元の @DisneylandDriveさんはおそらくイマジニアか、それに相当するディズニーのクリエイター上層部の関係者です。推察するにこれは、決起会やお披露目会に相当するセレモニーがどこかの会場で行われ、その時の記念写真ですね。ともかくキャラオタ界(特にミキオタ、ミニオタ)に激震が走りました。

「「「顔が違う!!!」」」

この第一報が入った後の約一週間程度、私も含めた一部のキャラオタの間では、上記のミッキーマウス、ミニーマウスが一体なんなのか、想像でしか語れない根拠なしの推察、憶測、愚痴、願望、阿鼻叫喚の嵐となりました。この時点ではまだ、このブルーとピンクのコスチュームを着たミッキーミニーしか確認されていなかったため、大方の見方は以下の二つに分かれました。

①この新ヘッドのミキミニは、単なる何かのテストで実際にパークで稼働することはないのではないか?
②この新ヘッドのミキミニが、上海ディズニーランド専用ヘッドとして今後稼働していくのではないか?

しかしその後、2016年5月上旬から、上海ディズニーランドの各種プレビューが開始。招待ゲストを実際にパークに入れての運営試運転が開始となりました。そしてそこに登場したすべてのミッキー、ミニーはともに新ヘッドでの出演となりました。上の画像は、上海ディズニーランドホテル(2016年6月20日訂正 こちらはパーク内レストランのキャラダイでした)の中のキャラクターダイニングでのミキミニの写真です。プリンス、プリンセスのニューコスチュームに身を包んだミキミニは、二人とも新しいメイクです。

https://twitter.com/daykota/status/730997112469475329

上の画像は推察するに、バンドアトモスフィアの指揮者として登場したミッキー。

パレードに登場したミニー。続々と上がってくる現地レポートのミキミニは、ショー、パレード、グリーティング、すべて新ヘッドで統一されていました。

これをもって、2016年4月中に日本キャラオタ界で強かった見方の「①この新ヘッドのミキミニは、単なる何かのテストで実際にパークで稼働することはないだろう」は、思い砕かれることになりました。「②この新ヘッドのミキミニが、上海ディズニーランド専用ヘッドとして今後稼働していく」が確定となったわけです。

さて、ここで新たに出てきたのが、新たな三番目の可能性です。
③この新ヘッドが、今後世界の全ディズニーパークスで標準ヘッドとなっていくのではないか?
です。そもそも、上海専用ヘッド、なんてことが起こりうるはずがありません。そしてそんなことはあってはいけないことだと、私は強く思っています。世界のディズニーパークスブランドは一つの基準で動くべきであり、また実際、動いているはずなのです。

ミッキーマウスが映画やテレビアニメなどのメディアの中で動いている姿や、グッズやコミックスなどの紙や物で印刷されている姿は千差万別、全く同じ姿形のミッキーマウスを探す事の方が苦労するほどです。しかし、ディズニーパークスでキャラクターとして登場する姿が、あれもこれもと何種類もあっていいはずがありません。ディズニーパークスブランドの管理基準の下(もと)で、異なる姿のミッキーが登場するということは絶対にありえません。ミッキーマウスのキャラクターとしての姿は、世界にひとつでしかありえないのです。

ここからちょっと話がずれますが、話はディズニーランドパリに飛びます。上記の画像は、2016年7月2日からスタート予定の新ショー、Mickey and the Magician (ミッキー アンド ザ マジシャン)のコンセプトアートのミッキーの拡大図です。顔に注目すると、私はどうもこれは、旧ヘッドではなく新ヘッドに寄せて書いているのではないかなぁと思いました。もっと良く見てみると、特に首のつなぎ目のところが不自然です。一度書いたミッキーの顔の上に、新しい顔のミッキーをペーストしているようにも見えますし、新ヘッドの写真を、画像に合わせてイラスト風に加工したようにも見えます。

ここからは完全に私の憶測ですが、DLPの新ショーは新ヘッドでの稼働となるような気がしてなりません。となると、2016年7月ごろには、DLPには新ヘッドが導入されるのではないでしょうか? となると、他のパークもそれに準じる可能性が大きいと思います。ディズニーランド、ウォルトディズニーワールド、香港ディズニーランド、もちろん、東京ディズニーリゾートも例外ではないと感じます。

そして、上記を踏まえた私の主張は、上海ディズニーランドが2016年6月16日より、ミッキーマウスとミニーマウスを新ヘッドで稼働させるならば、世界中の他のすべてのパークでも、可及的速やかに新ヘッドに切り替えて稼働させるべき。ということです。それは、アウラニやディズニークルーズ、もちろん舞浜も含めたすべてのミキミニのキャラクターが登場しているすべての場面においてです。切り替えに時間がかかるということはわかります。が、遅くとも2016年年内には切り替えを終了させるべきです。いや、絶対にそうさせねばなりません。

そもそも、私がここまでこれを書いて、文中であえて触れないように気をつけた点があります。それは・・・
①新ヘッドと旧ヘッドを比べて、かわいい、可愛くないの話は真にどうでもいいことである
②キャラクターのお顔など、変わって当然のものである。
という二点についてです。

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上記の画像は、2015年8月にアナハイムで行われた D23 expo のウォルトディズニーアーカイブスの展示から、1955年のディズニーランドオープニングデイのミッキーマウスとドナルドダックのキャラクターの様子です。私も正直、ギョッとしました。しかしこれはディズニーランドで会える「本物のミッキーマウス」です。偽物でもなんでもありません。なぜなら、ディズニー公式がそれをミッキーマウスである、と定義した時、その品質がどうであれミッキーマウスであることは絶対的な真実なのです。

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これは、1955年のディズニーランド開園から少し後の1960年代前半に、数年程度使用されたミッキーとミニーのキャラクターです。今とは似ても似つかないファニーな外見ですが、これはこれで面白いキャラクターとしての造形じゃないかなぁと思います。よく見ると、ミニーの帽子のところに覗き穴がついています。どうしたらよりキャラクターをキャラクターらしく見せることができるのか、ディズニーの涙ぐましい努力を感じずにはいられません。

なおこの写真は、私自身が2005年のディズニーランド、ディズニーギャラリーで当時の展示写真を撮影したものです。

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そしてこれはとても有名な写真ですね。1966年当時のウォルトディズニーとミッキーマウスです。ミッキーは今の形にだいぶ近づいてきたのがわかります。この写真はディズニーランドのシティホールで撮影しました。おそらく今も飾られているものだと思います。

さて、この記事では、ミッキーマウスのキャラクターとしてのお顔や姿の変遷を追うことが目的ではないので、上記の3枚の画像の提示で話は一旦止めたいと思います。ただ私が言いたいのは、1955年、1960年、1966年。たった10年の間でも、これだけ変わってきたミッキーマウスは「時代とともにキャラクターとしての姿が変化していくことは当然のことである」ということなのです。

Mickey and Minnie Through the Years 1955-Present
http://pupepepets.blogspot.jp/2014/10/mickey-and-minnie-through-years-1955.html

ミッキーマウスのキャラクターの詳しい変遷を知りたい方はこちらをどうぞ。海外ブロガーの方が、とても詳しくこれまでの変化をまとめてくださっています。私も初めて見るようなヘッドがあったり、奥深いものだなぁと感じます。

ということで、キャラクターのお顔の変遷についてはこれまでとします。ここからはまたまた話はズレるのですが、私の新ヘッドについての今後の注目ポイントのひとつ、今の私の最大の関心事のひとつは、「ディズニーはいつをもって、新ヘッドが公式であるという見解発表に至るのか」ということです。もちろんこれは、新ヘッドが全世界に導入されることを前提に書いています。・・・が、多分されるんじゃないかなぁ。。。そうとしか考えられないです。

2016年5月時点で、ディズニーパークスでは以下の3種類のヘッドが稼働しています。

①旧ヘッド
いわゆる一般的に私たちが認識しているミキミニのヘッド
②旧トーキングヘッド
上記に写真を提示した旧ヘッド型のトーキングヘッドです。現在これが、あらゆるディズニー公式の広報フロントに立っています
③新ヘッド
現在はプレビュー中の上海ディズニーランドでの稼働のみですが、おそらく今後全世界的導入されていくものと思います。

ディズニーが発表する公式のセレモニーや、有名人とのツーショット、「ディズニー公式としてのミッキーのオフィシャルな姿」は、2016年5月現在だと②の旧トーキングヘッドになるわけです。これがいつ、③に切り替わるのか、私の最大の関心はこれです。

そして私の二つ目の関心、疑問と言ってもいいかもしれませんがそれは、④新トーキングヘッドは存在しないのか? ということです。2016年5月現在では、この存在が明らかになっていません・・・。

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WDWのマジックキングダムで新しく行われるショーは、トーキングバージョンではなくなるのでしょうか? もっと言ってしまえば、現在絶賛稼働中のアナハイム ディズニーランドの Mickey and the Magical Map (ミッキー アンド ザ マジカルマップ )そして香港ディズニーランドの Mickeyand the Wondrous Book (ミッキー アンド ザ ワンダラスブック)なんかはどうなるんでしょうか? これらのショーは、他のショーと違い、ミッキーがトーキングヘッドで出演することが他のショーとは違う大きなポイントです。目玉の一つと言ってもいいでしょう。 しかしこれを新ヘッドに切り替えるにしても、今更感がありますし、何よりワンダラスブックなんてやっと順調に稼働し始めたばっかりなのに、一体どうするんでしょう?? 疑問が残ります。

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WDW、マジックキングダムで唯一体験できた、トーキングミッキーとのグリーティングも去就が気になります。私としては新ヘッドと、旧ヘッドに造形を寄せた旧トーキングヘッドは、あまりに造形が違いすぎますので絶対に同時には稼働できないと感じますが・・・。まさか、パーク内に混在させたりするんでしょうか?? わかりませんが、まぁこれも追々明らかになっていくんでしょうね。

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そして三つ目の私の関心事。それは、舞浜、TDRに新ヘッドが導入されるのはいつだろう?という事ですね。もう何度も言葉を替えて書いていますが、私の主張は(他のパークで導入され始めたのだとしたら)世界中の他のすべてのパークでも、可及的速やかに新ヘッドに切り替えて稼働させるべき、という一点につきます。ディズニーパークスの一員であるTDRもその例外ではありません。これはもう、フランチャイズがどうの、直営どうのの話を超えています。

私はフランチャイズの仕組みなどは詳しくありません。ただのいちDオタですので、その辺の権利関係も疎いです。ただ、どのような事情があったとしても、OLCに何かを拒否できる権利も、力もないと思っていますので、ディズニーが一声「変えるぞ」と言った時は、もうそれが変わる時なのかなぁと想像しております。

ただ、舞浜は他のパークにも増して、頭に装飾の多い特別なミッキーミニーのキャラクターが多いですよね・・・。稼働している特別なミッキーミニーの単純な頭数も、WDWと比べても多いのではないでしょうか? そのへんの人的体力の必要な変更を、いざ切り替えるぞ、となった時にどう対応していくのか、そこがちょっと想像もつきません。友人曰く、最後にドナルドダックのヘッドに大きな変更が加えられたのが、2002年のカウントダウンから2003年の年明けにかけてのこと、ということですが、2003年のドナルドダックと、2016年のミッキーミニーでは裏事情もだいぶ変わってくるのではないかなぁと考えます。

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ここまでグダグダと書き連ねましたが、まとめです。ついさっき、①新ヘッドと旧ヘッドを比べて、かわいい、可愛くないの話は真にどうでもいいことである ②キャラクターのお顔など、変わって当然のものである、などと書いておいてアレですが、私の個人的な新ヘッドへの感想としては、ディズニーが意味もない変化を起こすことはないだろう、という絶対的な信頼、ただそれだけです。もう、可愛い可愛くないとかの話じゃないんです。

もちろん、初めて第一報を見た時はぶったまげましたよ。一体なんだこれは!? びっくりしましたよ。どうにも見慣れませんしね。でも今は、素直に可愛いんじゃないかなぁと思います。そしてなにより、絶対にこれには何かの意味があるんだ、ということをひたすらに信じています。これは、信仰にも似た気持ちかもしれません。自分で書いていてちょっと気持ち悪いですけどね。そして私はミキミニオタですが、二人を大好きなことへの気持ちは変わりようがない、本当に、ただそれだけです。

https://twitter.com/daykota/status/731374214922436608

もう一度新ヘッドをまじまじ見てみると、お顔のリフトアップだけでなく、全体的にほっそりとした印象です。顔のサイズも単純に小さくなっているように見えますし、ミッキーの胴体回りも今までとは違って見えます。ほっそりとする=身軽になる、ということですから、演者側の負担減を想像するのは容易いことです。

そして前述のSDLの運営側、ディズニーランドドライブさんのキャラクター写真のアップを見ると、どうもお顔の材質自体が変わっているような気もしてなりません。。。この辺も深い事情がありそうです。

以上、2016年5月16日、ただ、いちミキミニオタであり、ただ、ディズニーパークスを愛する私が、一ヶ月後に控えた上海ディズニーランドの発展、そして愛するディズニーパークスの永遠の繁栄、大好きなミキミニちゃんへの想いだけを胸に、書きなぐった覚え書きをこれにて締めたいと思います。最後に書きたいのは、どうしてもこれです。はい、絶対書くな、こいつ、と思った方は正解です。
“Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.”

変化をもって変化する。ディズニーとは常に、Mobilis in Mobili の体現なのかもしれませんね。

(2016年5月17日追記ここから)

この記事文中でも書きましたが、今回のミッキーミニーのようなビッグ8レベルの知名度のキャラクターにおいて、お顔に一見してわかる大幅な変更がかかったのは最後がいつだったのか、友人と話していたところ写真を提供していただくことができましたのでこちらから追記します。

最後にディズニーパークスでこのような大きなお顔の変更があったのは、2003年に現在の顔になったドナルドダックとデイジーダックです。私はその当時はまだパークに通っておりませんでしたので、友人のSちゃん から以下の写真を提供いただきました。ありがとうございます!

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2002年12月28日の東京ディズニーランド カウントダウンパレード  プレ でのドナルド。今と違って目が青いんですね〜。私もまだこのころは学生でしたが、記憶にありますよ。この頃より前にもドナルドの顔はこれ以外にもコロコロ変わっていた時期でした。

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翌日、2002年12月29日の同じく、東京ディズニーランド カウントダウンパレード  プレのドナルドダック。横顔もだいぶ今とは印象が違うんですね。

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そしてこれが2003年1月25日のドリームスオンパレードでのドナルドです。2016年現在のドナルドのお顔ですね。ということで、ドナルド(とここでは書きませんがデイジーは)2002年12年29日から2003年1月25日のどこかでお顔の変更がかかったということですが、実際の日付はわかりません。おそらくは2003年元旦かなぁとは思います。

以下の2枚もSちゃんからご提供いただきました。TDLのシアターオーリンズで行われていた、ミッキーのアドベンチャーランド マルディグラのドナルドの変化の様子です。

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2002年5月25日のドナルド。

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そして全く同じコスチュームのドナルドですが、2003年3月2日の様子です。当時TDRに通っていた方からしたら、「一夜にしてドナルドが整形」ということになりますが、2003年はまだ現在のように「キャラオタ」と呼ばれるような人口が今ほどは多くなかったことから、どのような反響があったにせよ、気にするようなゲストも少なかったのではないかなぁと推察します。

さて、実際これから新しいお顔のミッキー、ミニーがパークに来たとして、一般人の方は「別に違いなんてわからない」ということになるのは明らかですが、キャラオタ界の反応やいかに・・・。

(2016年5月17日追記ここまで)

(このページに公開されている内容は、主に2016年4月から5月にかけての情報を書き出しております。一部、2016年以前に収集した写真を使用しております。2016年5月16日記事公開 2016年5月17日追記)

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